2013/03/01

(ネタバレ有り)劇場版「とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」

久しぶりの更新です。
ネタがあったので更新をしようかなと思いました。本当はこの記事、昨日から書いてたんですがかなり長くなってしまい、同じように時間も結構費やしてしまったので今日公開することになりました。

今日は23日から公開中の映画・とある魔術の禁書目録について。

私は日曜日の24日に観に行きました。本当は公開初日に行きたかったんですが代理バイトが朝から入ってたので無理でした。映画けいおんの時も公開初日は早朝からグッズを並んで購入したんですがバイトが入ってて映画を観るのはやめて次の日に観に行った感じでした。

ちなみに前売券の特典は別に良いかなと思ったので特典なしの前売券をローソンで買ってました。

パンフレットは公開初日にバイト終わった後に買いに行きました。映画けいおんのパンフレットは40ページなのに対し、こちらは60ページ以上。パンフレットなのにボリュームがあります。
ちなみに私は鑑賞前にパンフレットをパラパラと読んだだけですがネタバレ部分も軽く読んでしまったので後悔しましたw

レビュー書いたりするのは苦手ですが挑戦してみようかなと思います。
エンデュミオン・群奏活劇のネタバレがあるので既に劇場版鑑賞・ゲームプレイ済みで大丈夫な方のみどうぞ。




全体的に

映画の感想は「面白かった」です。とあるシリーズが好きな方は是非、観た方が良いと思います。
ただ、私は原作小説は買っておらず、アニメから入った人なのであまり詳しいことは話せません。
超電磁砲に関しては漫画全冊持ってて読んだのでまだついていけるとは思いますが…

この映画は「禁書目録」の映画ですが、超電磁砲に登場するメインキャラ4人、そして超電磁砲勢も登場します。
そして、禁書本編で登場しなかった佐天さんが遂に禁書デビュー。好きなキャラの一人なので佐天さんが登場すると知った時は本当に嬉しかったですね。佐天さんのバット不発シーンがスクリーンで見られたのも良かったです。
ただ、あくまでも「超電磁砲のメインキャラ」なので劇場版でも当麻と会うことは無かったですが(当麻は佐天さんの姿を「見た」だけです)。


鳴護アリサについて

劇中でのキーパーソンとなる鳴護アリサ
高校1年で当麻と同い年という設定(群奏活劇より)。劇中では当麻とインデックスがアリサのストリートライブを聞いてインデックスが話し掛けたのが出会ったきっかけ。
彼女はレベル0でありながらも歌っている時だけ何かの力が発揮されるらしい。だが魔術サイドから見れば彼女は聖人の力を持っている。だから魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起こしかねない存在との事。
実は彼女には3年前より前の記憶が一切無い。だからこの名前も施設の人が付けたとの事。


美琴とアリサの関係について

最初の方に美琴が登場します。佐天さんが聴いてる曲を聴いて「この曲…」と反応。更に初春が調べてPCに表示されているアリサの顔を見て「あ!やっぱりこの子だ」と反応します。
実は彼女、群奏活劇の科学(表)編でアリサと会っており、アリサがスキルアウト達に絡まれている時にアリサを助けて話しています。
名前を名乗ることはなかったですがそれが美琴とアリサが初めて話した瞬間だったので映画初見当時は私も「そういえばゲーム中で美琴とアリサは会って話してたな」と納得してました。
ゲームをプレイしていない方は「ん?」と思うかもしれません。


シャットアウラ=セクウェンツィアについて

私設治安維持部隊・通称「黒鴉部隊」の隊長。魔術サイドっぽい名前ですが科学サイドの人間。
シャットアウラには3年前に起きたオリオン号事件が原因で脳から音楽を認識する機能を失ってしまっている。だから全ての音楽がノイズとして認識してしまう。
劇中では能力名については一切語られませんがパンフレットには能力はレベル4の希土拡張(アースパレット)。レアアースを媒介にエネルギーを操ることができる能力。数少ない能力らしい。
オリオン号事件を起こしたのがレディリーと知って怒りを露わにし、ナイフで刺して殺そうとするが彼女は死なないと分かり、怒りの矛先は奇蹟を起こした存在であるアリサにも向けられ、アリサを殺そうと決意。


オリオン号事件

事の発端は3年前。第23学区にスペースプレーンの宇宙旅行を実現したオービット・ポータル社のオリオン号が墜落する事故が起きた。本当は全員死ぬはずだったが、この事故の死者は一人もいない、乗客乗員が合わせて88人いたことから後に「88の奇蹟」と呼ばれるようになる。それがオリオン号事件です。

しかし、この事件には裏があり、実は一人だけ死者がいました。それがシャットアウラの父親です。
そしてシャットアウラはこの事故によって音楽を認識する機能を失ってしまい、以降、彼女は「奇蹟」を信じなくなり、この言葉を聞く度に過剰に反応(感情が高ぶる)するようになってしまいます。
また、オービット・ポータル社はこの事故をきっかけに航宙事業からの撤退を余儀なくされますが後に買収、経営再建されて今度は宇宙エレベーターの建設をします。


宇宙エレベーター・エンデュミオン

宇宙まで延びる巨大なエレベーター。これを使えばロケットを使わずとも宇宙へと行くことができる。
最上にはアンチデブリミサイルが搭載されており、ロックオンされれば無数のミサイルが発射される。
だが、実体はレディリーがエンデュミオンを巨大な儀式場にするための建造物だった。


レディリー=タングルロードについて

ゴスロリの衣装を着たオービット・ポータル社社長。エンデュミオン建設に関わった人物。10歳。
実はオリオン号事件を起こした張本人であり、黒幕。そして実は魔術サイドの人間。
「不死」という軛によって既に1000年生きており、ナイフで刺されたのは16回目らしい。エンデュミオンを巨大な儀式場にして北半球を丸ごと吹っ飛ばす計画によって死ぬのが彼女の目的。


アリサ=シャットアウラ

アリサの正体はシャットアウラが「自分の一番大事なものを失っても良いから、奇蹟を」と願って生まれた存在。
それらが原因でシャットアウラには音楽を認識する機能を失い「88の奇蹟」と呼ばれたオリオン号事件の唯一の犠牲者であった父親を失ってしまう。シャットアウラの大切なものは歌と父親だというのがよく分かりました。

アリサはもう一人のシャットアウラのような存在だから本来、シャットアウラは歌うことが好きだった。
そんな彼女が音楽を認識する機能を失ってしまったというのはやっぱり辛かったんだな、と。感情移入できました。


良いところや凄いところなど

  • やはり戦闘シーン。とにかく凄かった。作画は素晴らしいしスクリーンだと更に大迫力で楽しめるので最高でした。劇中ではステイルが一番活躍してたんじゃないかな。そしてステイルに弟子がいたのには驚きましたw
  • 当麻とインデックスがいつも通りでホッとしました。後はインデックスに噛み付かれすぎて包帯グルグル巻には笑いましたw
  • 黒子の登場時や変態っぷりが劇中でもいつも通りでしたw
  • そして劇中のMVPはねーちん。当麻とインデックスが宇宙に飛び立つ時にエンデュミオンのアンチデブリミサイルにロックオン・作動した時に「とっておきの武器」としてねーちんが登場。ミサイルを迎撃して大気圏突入して落ちていくところがあまりにもシュールすぎて…wwねーちんの扱い酷いけど聖人凄いですww
  • シャットアウラの声優・ひよっちこと日笠さんの演技が鳥肌ものでした。「けいおん」の澪から彼女を知りましたが声優って凄いと再確認することができました。
  • 最後に全裸シーンが多数登場しますw気になる方は是非劇場へ。


驚愕した点、泣けるシーンや印象に残ったシーンなど

笑いどころが多い映画ですが泣けるシーンも勿論あります。
キーパーソンとなるキャラはアリサですが劇中のメインヒロインはインデックスでも美琴でもアリサでもなく、シャットアウラでした。
まだ映画を観てない人から見れば、公式サイトを見てもそんな風には思えないと思うかもしれません。私も最初はそうでした。
最初は驚愕しましたが映画を観終わって好きになりましたね。私と同じ気持ちになったのは私だけじゃないはず。
黒幕はレディリーですが公式イラストにて、シャットアウラが大きく描かれてるのも意味があったんだなと思いました。

印象に残ったシーンは当麻がシャットアウラを庇って大怪我を負ったと知った時のシャットアウラの表情。普段はキリっとした表情の彼女ですが、この時の彼女は優しい表情をしていたのが印象的でした。
そして当麻を担いで一緒に脱出、当麻がシャットアウラに「奇蹟」という言葉を発して彼女の感情が高ぶるシーンで既に泣きました。
そして最後に当麻の説教タイム&シャットアウラを殴ってシャットアウラに音楽を認識する機能が戻り、涙を流しながらアリサと一緒に歌っていたところ。
ここでの劇中歌は「OVER」という曲なんですが、ここで泣いた人は多数いると思います。後は歌詞が深い。サビの「わたしはうたおう」のところでボロ泣きしました。
アリサとシャットアウラ、2人は1人になった時に当麻に向かって微笑んでいたシーンで再びボロボロ泣いた私。あれが本来の彼女の姿なんだなと思いました。誰よりも「奇蹟」を信じていた彼女の表情が表れていました。


最後に

最初の方にも書きましたがとあるシリーズ好きな方は是非観てほしい作品です。

  • 悪い点は90分は短すぎる気がしました。そのせいか、後半は急ぎ足で物語が進んでいくのでついていけなかったりしたところもあります。せめてあと30分程尺があれば後半は急ぎ足になることは無かったんじゃないかと思います。
  • シャットアウラのその後が不明なのが残念。ただ、シャットアウラは実在する人物なので消えていない…はず。
  • レディリーに関しては何故不死になったのか、詳細な描写が無く感情移入ができなかった。後にアレイスターに回収されたようですが結局、不明な点を残して最後はハッピーエンドで終わらず、どちらかと言えばバッドエンドで終わります。レディリーは本編にも再登場しそうな予感。シャットアウラにも再登場してほしいなぁ。

EDはバックに川田さんの「FIXED STAR」が流れてエンドロール。映像が無いのが残念だったけどフルで流れたのは良かった。

シャットアウラは映画を観た後に間違いなく好きになると思います。
「OVER」は現時点ではアリサver.のみ出てるみたいなのでシャットアウラver.やデュオver.も今後出ると思っているので楽しみ。
もし禁書の3期があれば佐天さんにはまた登場してほしいけど難しいかな。今は4月から放送予定の超電磁砲2期に期待。


映画観終わった後にCD買おうと思ったのに「ポラリス」や「FIXED STAR」は何処に行っても無かった。
仕方ないのでShining Star-☆-LOVE Letterのみ購入。
上記2点のCDは恐らく売り切れてしまったんだろうと思ってるので「FIXED STAR」のみAmazonで注文してローソンで金払ってきました。「ポラリス」はHMVで。
「FIXED STAR」もHMVで注文すれば良かったんですがHMVの存在を忘れていた為「ポラリス」のみです。

ちなみに昨日、2回目観に行ってこれを機にシネプレックスのポイントカードを作ってしまいました…wカードを提示すれば300円割引され、前売券と同じ金額で鑑賞できます。
また、1回の鑑賞で150ポイント、そして900ポイント貯めればタダで観られます。シネプレックスに禁書を観に行ってる人にはオススメ。
シャットアウラ好きになったのをきっかけにグッズも購入。2点だけですが…
今度は明日の土曜日から始まる入場者特典第2弾の超電磁砲のメインキャラ4人のポストカードとクリアポスター狙いですね。第3弾も間違いなくありそうだ…w

さて、明日も映画観ながら泣きましょう。

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