2013/08/27

アニメスタイル004

今月上旬の話になりますがエンデュミオン巻頭特集ということでアニメスタイル買いました。
ネタバレ発言があるので大丈夫な方のみどうぞ。



表紙は上条さんと美琴さん。田中雄一氏の描き下ろしですね。

アニメスタイル買ったのは初めてで、調べたらどうやら不定期誌らしいです。ガンガンや電撃大王みたいに毎月出るものではないとの事。
004の巻頭特集がエンデュミオンという情報は実は結構前から知ってて発売日が待ち遠しい程でした。

超電磁砲Sの話が最後の方に数ページあったのですが、エンデュミオンの特集と合わせて40ページ以上もあってビックリしました。
こういった誌には今までの情報では知り得なかった情報が載ってたりするので期待していましたが期待以上のインタビューや情報が満載でしたね。
劇場版でのシーンやアニメーターさんの手で描かれた原画が載っているのは嬉しかったです。

エンデュミオンの劇中でCG使ってるのが背景に70%と、半分以上だったりと知らない情報が沢山ありました。
CGに関しては確かに上条さんの寮にある本棚とかCG使ってるんだなーというのが分かったんですが、まさか半分以上使っているとは思ってなかったですね。
でも劇場版だけあって、キャラの動きや作画も勿論なのですが、背景は本当に素晴らしかったです。特に夜の学園都市は凄いと思いました。
原画に関しては、上条さんとシャットアウラさんの原画も載ってるとは思ってなかったですよ…買って良かった。劇場版見てから今はこの二人と組み合わせが一番好きです。本編でもこの二人の絡みが見られたら嬉しいですが多分無理だろうな…ここの上条さんは最後の方のシーンになりますがカッコ良いですね。

そして一番驚いたのが実は
レディリーが鎌地氏の原案には無かったオリジナルキャラだったということ。
『禁書』の監督である錦織監督によると「宇宙エレベーターの案はあったけど、上に行って何をするのか」というところが難題となり、そこでレディリーが生まれたらしいです。ちなみにステイルの弟子達3人も原案には無かったオリジナルキャラとの事。

アリサも最初の段階では歌が大好きな少女で偶発的にも聖人の力を持ってしまったということになっており、奇蹟によってシャットアウラさんから分かれて生まれた存在という設定は脚本を担当した吉野氏が加わってから決まった設定であり、元々原案には無かったとの事。
しかし、もし後者の設定が無ければシャットアウラさんはただの悪役になっていたそうです。
読んでいるうちに「もしこれが劇場版になっていたらどうなっていたんだろう」と、想像しながら読んでいました。
キャラ達の設定やストーリー等は完成版(劇場で公開されたやつ)が断然良かったです。
もしシャットアウラさんがただの悪役だったらここまで好きになることも無かったと思います。設定を変えるだけでこんなにも魅力的なキャラになるんですね。

自分は現時点ではアニメしか観てないので詳しい話はあまり出来ませんが、
  • 今までいなかった感じのキャラで物事を前向きに考えるアリサ
  • 奇蹟を嫌悪しているけど実は誰よりも奇蹟を願ったシャットアウラさん
  • そして魔術の呪いによって既に1000年生きており、奇蹟の力によって死のうと考えたレディリー
アリサのように明るくて前向きなキャラと対になる感じでシャットアウラさんを配置し、その中心にレディリーを置いたのもアニメスタイルを読んでて改めて面白いなと思ったし、円盤も明後日発売になるので本誌を読んだことを思い返しながら自宅でエンデュミオンを観たいなと思える一冊でした。

巻頭特集がエンデュミオンなだけあって、内容も非常に濃いです。
今回、記事に書いたのはほんの一部で、まだまだ色々なことが沢山書かれてますのでまだ読んでない方は是非読んでみて下さいね。ではまたー。

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